こんにちは、デイサービスあゆみです(^^♪

利用者様を見ていると不思議に感じることがいくつもあります。
そのうちの一つが
「よく転ぶのに骨折しない方」「あまり転ばないのに骨折する方」についてです。

まず、よく転ぶのに骨折しない方たち。
こちらの方たちは、毎日15分程度は日光に当たっています。
特別に栄養状態が良いとか、身体がすごい元気とかではなく、
転倒するときはドスンと勢いよく転ばれることもあったり、
転倒頻度も多いという方も。
それでも、何度転んでも骨は折りません。

次に、身体機能は比較的良く、歩行もわりとしっかりされている方たち。
ところが、こちらの方たちは日光にほとんど当たらない生活をされており、
転ぶ度に骨を折ってしまわれることがあります。

この違いは、決して偶然ではなく、科学的に説明できる理由があります。

日光が「骨を守るスイッチ」になる

私たちの身体は、日光(紫外線)を浴びることで、皮膚の中でビタミンDを作ります。
ビタミンDには次のような大切な働きがあります。
・食事から摂ったカルシウムを腸で吸収しやすくする
・カルシウムを骨にしっかり届ける
・骨を折れにくく、しなやかに保つ

…つまり、日光に当たること自体が、骨折予防につながっているのです。

骨の強さは「量」だけでは決まらない

骨というと「骨密度」さえ見てればよいかというと、そうでもありません。
骨の強さには
骨の量(骨密度)
骨の質(しなやかさ・内部構造)
の両方が関係しています。

日光をよく浴びている方は、
・ビタミンDが保たれ
・骨の内部構造が壊れにくく
・衝撃を受けても耐えられる骨になりやすい
そのため、勢いよく転んでも骨折に至らない確率が上がります。

一方、日光に当たらない生活が続くと
・ビタミンDが不足し
・骨がもろくなり
・転倒時の衝撃を逃がせず
骨折しやすくなってしまいます。

更に、日光は筋肉やバランスにも関係しています。
ビタミンDは骨だけでなく、
筋肉の働き、バランス感覚、反射的な動きにも関与しています。

日光に当たる習慣がある方は、
転倒時に無意識に力を逃す反応が残りやすく、これも骨折予防につながります。

骨折のしやすさは、身体機能だけでは決まらない
・日光は、骨の質を守る大切な生活習慣
・外に出て日光を浴びること自体が、立派なリハビリになる
このことは広く知られてほしいです。

紫外線でシミができる恐怖に打ち勝ち、
自分にしか守れない自分の骨を強くしていきましょう!!